小学6年生を対象とした調査で、親の年収が200万円未満の子どもと1,500万円以上の子どもでは国語で20点弱、算数で20点強の差が付いたそうです。
という事は理科や社会を入れると恐ろしいことになりますね。
どうやら親の収入が高ければ、教育費に投入するお金が大きくなるので学力もその分高くなるという事です。
経済格差≒学力格差
子ども次第という事もあるでしょうし、全てがこれに当てはまるというわけでは無いと思いますが、僕も概ねこれで間違いないかと考えます。
ちなみに、僕が中学の頃は塾にも何も通ってないのに頭がいい子が同じクラスにいました。
でもこういう子って、クラスに1人いるか居ないかレベルです。
きっとどこがテストに出るのかをよく分かっていた要領のいい子だと思います。
それにしても1,500万円の家庭を探すのも大変だと思うけど、もしかしてその辺に結構いるのかな…
まあ、それはいいとして。
子どもの頃に塾に通ってましたか?
僕は小学5年生の頃から塾に通い始めました。
その時は夏期講習とか冬期講習だけ。
中学二年生からは受験の為に塾へ。
そして高校三年からは大学受験の為に塾へ。
こうしてみると、ちょっとだけ通ってない時期もありますがほぼずっと塾に通っていることになります。
親になって分かることですが、塾に通わせるのって結構大変です。
ちなみに中学三年での塾の平均金額は38万円です。
月に3万円強の出費という事になります。
スポンサーリンク
中学三年になったら7割以上の子が塾へ。
中学三年で塾に行くのは今では当たり前です。
だって、僕の時代から既に当たり前でしたから。
今考えると、僕は小学校からずっと塾代を親に出させていたわけです。
それで「この出来!?」とか自分自身では思いますが…
しかも中学になると塾代だけじゃなく部活だってあるし、お小遣いだってあげないとですよね。
少なく見積もって毎月5万円はかかりそうな気がします。
それでも僕の子どもには、遅くても中学二年には通わせるほうがいいのかなとも考えています。
僕は自分が塾に通っていた経験から、早く塾に通ったほうが有利だと思っています。
きっと収入が高い家庭は、小さい頃から塾や家庭教師をつけるのでしょうね。
子どもがまだ小さい家庭は、いずれ来るであろう毎月の出費を準備しなければならなりません。
あー、どうしよ…
大人になると、学力だけではお金は稼げない。
僕は、学力と「頭がいい」は別物だと考えています。
「頭がいい」というのは知識以外も含めて。
受験戦争は学力、知識のみです。
学力や知識あれば、いい高校、いい大学へ入ることが出来ます。
「いい」というのは偏差値が高いという意味です。
でも、いい大学を出ても社会に出てお金を沢山稼げるかと言えば、そうでもありません。
今はもしかしたらギリギリで、いい大学を出たら稼げるかもしれませんけど。
でも、これからは絶対に違います。
自分で稼ぐ能力を身につけていかないと稼げない時代です。
そしていかに情報を知っているか。
そして実行する勇気を持っているか。
僕はそう感じています。
おわりに
子どもの学力は親の収入と関係しているのは確かですが、将来子どもが稼げるかというのは学力では決まりません。
ただし、基本的な、基礎的な学力が身についていないと出来ない事も沢山ありますし、学力があったほうが色々な面での可能性は広がります。
僕の子どもには学力以外にも、このブログで書いている節約術や投資や運用や、あらゆることを当たり前の事として教えていけたらと考えています。
最後に
子どもの教育にはある程度お金を掛けてあげたいですが、今では「教育費貧乏」「教育費破産」という言葉もあります。
計画的にということですね。