投資を勉強していると「アセットアロケーション」「ポートフォリオ」と言う言葉が出てきます。
 
 
僕も勉強をはじめて割りと初期の段階でこの二つの言葉を見るようになりました。
 
 
何となく意味は分かって、何となく今日まで来ました。
 
 
「円グラフがあって、何パーセントが○○で、何パーセントが○○でっていう配分でしょ」というザックリした理解でした。
 
 
そして最近、ふと思ったのが「アセットアロケーションとポートフォリオの違いって何?」ってことです。
 
 
今日はちょっと、この二つの違いについて記事に残しておきます。
 
 
勉強していると、何となくは分かってるつもりだけど「実はちゃんと分かってない」ことって沢山ありますよね。
 

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アセットアロケーションとは

具体例で見たほうがすぐに分かるので例を挙げながら説明します。
 
 
例)
 

  • 外国債券 10%
  • 外国株式 30%
  • 国内債券 5%
  • 国内株式 5%
  • 投資信託 40%
  • FX 10%
  •  
     
    これは僕が適当に配分した例ですが、このようにカテゴリー別で配分を決めたものです。
     
     
    これがアセットアロケーションです。

    ポートフォリオとは

    ポートフォリオは、もっと細かいところに目を向けたところになります。
     
     
    例えば先ほどのアセットアロケーションで決めた30%の外国株式の中でも銘柄が色々あるわけです。
     
     
    例えば、僕の場合は
     

  • アマゾン
  • アリババ
  • マクドナルド
  • アップル
  •  
     
    他にもいくつかあります。
    このように細かな具体的な銘柄まで組み入れて配分していくことです。
     
    他の資産クラス(カテゴリー)の銘柄なども全部組み入れて完成させたものがポートフォリオです。
     
     
    僕はこれまでアセットアロケーションを全く意識していないため、自分がいいと思った、もしくは好きな銘柄のみを選んで投資してきました。
     
     
    こういうやり方をすると
    結果的にアセットアロケーションはめちゃくちゃになっているという事態が起きます。
     
     
    よくリバランスという言葉を聞きますが、リバランスの前にそもそもきちんとアセットアロケーションが出来ていないという事になります。

    まとめ

    アセットアロケーションとポートフォリオについてでした。
     
     
    アセットアロケーションで大まかなカテゴリー別で配分し、その決められたそれぞれの配分の中で具体的な銘柄を選びポートフォリオを組むといった感じでしょうか。
     
     
    ただ、初心者がいきなりアセットアロケーションを決めることは、ほぼ不可能だと思います。
     
     
    リスク許容度などが分からないからです。
     
     
    中級者以上になってやっとアセットアロケーションを組むことが出来るのではないでしょうか。
     
     
    サイトによってはアセットアロケーションをポートフォリオとして扱っている場合も沢山ありますので、割と曖昧に使われているかも知れません。