僕は今保険にいくつか入っています。
月に払う保険料も結構な金額になっています。
これらの保険に入る時には、今のように投資や運用の知識がほとんどありませんでした。
言ってしまえば、なんとなくいいなと思う保険に入ったという事です。
それでも入った当時はちょっとだけ勉強はしましたが。
今は、投資の勉強を続けているので色々な運用方法がある事を知りました。
色々な投資や運用方法を知っただけなので、だからと言って儲けているという事は一切ありません。
さて、色々な投資や運用方法を知るにつれて「保険よりもこの投資や運用方法の方がいいな」と感じることが増えてきたのです。
特に今、キャピタルゲインよりもインカムゲインの作り方を勉強中です。
保険はインカムゲインなんて勿論ありません。
だからと言って、終身保険や個人年金は今やめることは出来ません。
決まった期間は支払い続けることになっています。
正確には、途中解約も出来ますが戻ってくるお金はかなり減ってしまいます。
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保険はあくまで保険であって、資産運用とは考えにくい件。
僕が最近思うのは保険はやっぱり保険だという事です。
学資保険や終身保険は「貯蓄性のある保険」で払い込み金額より少しだけ多くなって帰ってくる事から「運用」として利用する人も多いと思います。
僕もその一人です。
でも今は、ちょっと後悔に近いものを感じる時がたまにあります。
インデックス投信やETFなどの投資を長期間続けたとしたら、複利で運用した方が保険商品よりもはるかに大きなリターンを得ることが出来ます。
勿論元本保証ではありませんけどね。
と、まあ今更ですがこんな事を考えるのです。
ただし、投資の場合は保険のように死亡保障はありません。
つまり僕が死んでもお金は出ません。
そして保険の場合は税金面が優遇されますが投資は優遇されません。
「投資の事なんか今後も一切勉強しない」という人にとっては「貯蓄性のある保険」は素敵だと思います。
しかしこれから投資の知識を深めていきたい人にとっては長期間払い込みを続ける事になる終身保険選びには慎重になるべきだという事です。
知識が深まるにつれ投資したい商品が必ず出てくるからです。
保険と投資をバランスよく続けていくのが一番理想。
医療保険は絶対必要だと僕は感じています。
問題は終身保険です。
僕は終身保険は結構多めに掛けています。
僕が死んだら残された家族にはそこそこのお金がおります。
僕がいきなり死んだ時の事を考えるとやっぱり終身保険も必要だと考えています。
ただし、死亡時に受け取る金額が多いと毎月の保険料の負担が大きくなり、毎月投資に回すことが出来る余裕資金が僅かになってしまいます。
先ほど述べた「投資の知識を深めていきたい人にとっては終身保険選びには慎重になるべき」という事はこういう事からです。
終身保険も必要だし投資もしたいという僕のような人は、死亡保障の金額を少し減らしつつ、投資にまわせる余裕資金を残しながらバランスよく両方続けるのがベストです。
まとめ
保険は保険であって資産運用には向きません。
新年度に入り、保険に入ることを考える機会も増える時期だと思います。
余裕資金を残しておかなければ保険でいっぱいいっぱいになってしまいます。
投資なんか全く興味もないし、今後も絶対勉強しないと言う人にとっては「資産運用の一つとしての保険」はアリではないでしょうか。