「毎月いくら貯金したらいいの?」
僕は今でもたまに考えます。。
正直、今現金での貯金はほとんど出来ていません。
ほぼ投資や保険の支払いで毎月綺麗に出て行きます。
僕の場合は、これまで金融資産をほぼ現金で持っていたので現金比率を下げる為に意図的にやっているわけですが…
でもやっぱり出来ることなら現金でも毎月貯金したいのが本音です。
だって投資は「安全」ではないから。
リスクにさらしているという事になります。
現金で銀行に入れておけば、万が一銀行が破綻してもペイオフで1,000万円まではとりあえず保障されることになります。
さて話は戻って、毎月の収入の何割を貯金すればいいのかに関しては色々な情報があります。
よく言うのが「生活費の3ヶ月分」です。
もし何か起きて収入が絶たれた場合に、3ヶ月は生きていけるように、生活の立て直しが出来るようにと言う考え方です。
この考え方だと、
毎月の収入の何割を貯金するのかを考える前に、まずは少し無理してでも出来るだけ早く「3ヶ月分」を貯めることが必要です。
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各年代別の貯めておくべき貯金の目安は?
もう一つの考え方として
先ほどの「当面の生活費3ヶ月分」のような、いわゆる「緊急資金」にプラスして「老後資金」も貯めて行けば安心だという考え方があります。
年代別に見てみます。
20代
「老後資金」用に収入の10%、「緊急資金」用に最低3カ月の支出分
30代
「老後資金」用に収入の12.5%、「緊急資金」用に3カ月~6カ月の支出分
40代
「老後資金」用に収入の15%、「緊急資金」用に6カ月~12カ月の支出分
50代
「老後資金」用に収入の20%、「緊急資金」用には2カ月~24カ月の支出分
各世代で貯金が達成出来ていれば、60代以降は心配せずに生活出来るであろうという考え方です。
この考え方では「生活費の3ヶ月分」でOKだという世代は、実は20代のみという事になります。
僕の場合は、アラフォーなので生活費半年から1年分と、更に老後の資金として毎月収入の15%を貯めていけばOKという目安です。
「老後資金」に関しては以下の記事も参照に。
ついでに各世代の平均貯蓄額に関しての記事はコチラ。
生活費3ヶ月分を貯めればいいと言うけれど貯蓄ゼロは3割も。
世論調査の結果、実は3割の世帯には貯蓄がありません。
この3割の人が全員「無駄遣いをしている人」「収入が少ない人」かと言えばそうではありません。
親の介護だったり、その他家族の面倒を見たりやむを得ない理由での出費でギリギリの生活の人も居ます。
毎月ギリギリの生活を送っている人にとっては「3か月分」を貯めるという事はかなり難しいことです。
じゃあどうすればいいか。
節約術を学んで出来ることから確実に実践していくことです。
まずは真似をすることからです。
貯金を増やすには節約をして支出を減らすか、収入を増やすかのどちらかしかありません。
もし働く時間があれば働くのもいいと思います。
もし僕がやるなら、働くよりもまず第一に固定費の見直しを真っ先にやります。
まとめ
もし毎月いくら貯金したらいいのか分からない人は、何割にこだわらずまずは当面の生活費3か月分を貯めることを目標にする事です。
もし、生活費3か月分が既に貯まっている人は「緊急資金」+「老後資金」です。
効率よく一気に節約するには、まずは固定費の見直しが優先です。
固定費の見直しならケチケチ生活をする事なく節約が出来ます。