僕のようにアラフォーになってくると相続やお墓の問題もリアルな話になってきます。
アマゾンのお坊さん便なんかも少し前に賛否の話題になっていました。
そこで、今日はずっと気になっていた戒名料について調べてみました。
戒名って「ランク」によって値段が違うって聞いたことありませんか?
初めて聞きましたか?
僕も漠然と聞いたことがあるだけです。
この戒名はお寺につけてもらうことになりますが、この不透明な戒名料がかなりの金額が掛かります。
「ただ名前をつけるだけなのに数十万円って…」
というのは、僕の意見です。
最近は、戒名に関する費用でトラブルも多く発生しています。
そこで、もし「その時」が来たら困らないように、そして無知であった為に損しないように今のうちに調べてみました。
もしその時が来たら、色々調べたりする心の余裕も時間ないと思います。
だからこそ前もってです。
自分の「その時」もありますが親の「その時」の事もありますからね。
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戒名とはそもそも何なのか。
戒名は位牌の表面に書かれてある、あの名前です。
きっと、仏教の人は何度も目にしたことがあると思います。
今日は仏教的な意味合いはここでは触れません、亡くなった方に付けられる名前という事のみで考える事にします。
宗教で呼び方も異なり浄土真宗では「法名」、日蓮宗系では「法号」と呼ばれたりします。
戒名料の相場と言うものは一応ありますが、お寺によって様々で「ほぼ言い値」だという事です。
同じ戒名のランクだとしても、「A寺では3万円」だったけど「B寺では30万円」と10倍の差が付くことも実際にあります。
だからこそ全くの無知ではちょっと恐いことになります。
先祖代々の場合は、「安いお寺にしよう」という事も出来ませんが…
戒名のランクや相場はいくらくらいなのか。
「ランク付け」するのが適切かは分かりませんが、実際に料金が異なるため相場として記載します。
ランク | 金額 |
信士・信女(釋) | 30万~50万 |
居士・大姉(院釋) | 50万~70万 |
院信士・院信女 | 70万~ |
院居士・院大姉 | 100万~ |
この表が全てではありませんので、もっと安くなる場合もあります。
正確には各宗派で少しずつ違いはありますが、ザックリこんな感じです。
ランクによって結構な費用だという事が分かると思います。
亡くなって、「名前をつけてもらう費用」で大金をかけるのか否かは本当に価値観だと思います。
僕だったら掛けません。
元々、宗教への関心が強くないですしその分を家族に残して他の事に遣って欲しいです。
ちなみに全国平均というものがあり、40万とも言われています。
うん、高い…
戒名のランクはどうやって決めるのか。
亡くなった人の地位や社会貢献度、お寺への関わりや貢献度で決まります。
ちょっとステータスが欲しいという理由などでは、ランクを好き勝手に決めることは出来ないという事です。
そのほか以下の様な考え方があります。
ご先祖様と同じお墓に入る場合、ご先祖様より高いランクはつけない。
夫婦で同じお墓に入る場合、二人の戒名のランクをそろえる。
基本的な事は、やはり押さえておくべきだという事ですね。
万が一、一番下のランクで100万円以上のお布施を要求されたときには、葬儀社などしかるべき所へ相談です。
戒名は自分でつければ無料だけど、でも…
実は戒名は僧侶がつけなければならないという法律はなく、自分でつけることが出来ます。
それなら生きているうちに、自分でちょっとカッコいい戒名を決めておきたいと思いがちですよね。
僕なんかは、ついそう思ってしまいます。
しかし、戒名にはルールがあります。
正しい知識で、適切な戒名をつけなければ誤った戒名の場合は納骨や葬儀を拒否される場合もあります。
お寺によく相談するか、やはりお寺にお任せするのがベターです。
まとめ
戒名料はお寺によって、そしてランクによっても金額は様々です。
先祖代々のお付き合いのあるお寺の場合は、比較的安心かもしれません。
もし、要求された金額がランクの相場からかけ離れている場合は葬儀社などに相談するようにしましょう。
先日もお坊さんが悪いことをしてニュースになりました。
お坊さんだからと言って必ずしも信用出来るとは限りません。
戒名料は特に不透明なものなのでお坊さんの「言い値」なのです。
不利益をこうむらないようにしたいところです。