いきなりですが、死ぬ前に高額な医療費を掛けたいと思いますか?
 
 
年齢にもよります。
 
 
例えば、50代ならまだまだ生きたいと思うでしょうし医療費を掛けるかもしれません。
 
 
でも、75歳とか80歳ならどうですか?
 
 
僕だったら掛けません。
 
 
80歳ならもういいかなと…
 
 
財務省の資料ではこういうものがあります。

「終末期医療費」(死亡者の死の直前一ヵ月にかかった医療費)は1人あたりの平均額(実費)は約112万円。

ちょっと語弊があるかもしれませんが、一ヶ月生きるのに112万円です。
 
 
これが高いか安いかは、本当に人それぞれの考え方です。
僕は高いと思ってしまいます。
 
 
一ヶ月に112万円掛けるくらいなら、112万円を家族に残したいです。
 
 
ただし、これは自分自身が病気になった場合の意見です。
家族の誰かが病気の場合は、また難しいところです…
 
 
自分の意識があるうちは自分で治療の選択が出来るかもしれませんが、意識が無い場合や朦朧としている状態では家族が決めることになります。という事は自分の意思をあらかじめ家族に伝えておくのは重要な事なのです。
 

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日本には無駄と思われる医療が実は沢山存在している。

あなたも知らず知らずに沢山の無駄な医療を受けて無駄な医療費を払っている可能性があります。
 
 
アメリカでは、実は米国医学会が「無駄な医療行為撲滅運動」なるものを始めています。
かなりの項目があるので、今日は僕が割りと関係がありそうな例をほんの少しだけ。

4歳以下の子供の風邪に薬を使ってはいけない。
予測される寿命が10年以内の人ががん検診を受けるのは、ほとんど無意味。
症状のない人が健康診断を受けるのは、ほとんど無意味。
前立腺肥大の検査をするのは、ほとんど無意味。
内科系の外来患者へのX線検査は、ほとんど無意味。

日本の医療の半分は無駄な医療に該当すると言われているほどです。
ただし、どこまでが本当なのか素人の僕には全く分かりません。
 
 
財政を圧迫している医療費の削減に向けて、将来的には無駄な医療は減少していくと思います。
ただ、国の審査等が厳しいですし、先進国の中では圧倒的に遅くなるのは間違いないです。
 
 
インフルエンザワクチンについても、無駄だという説がある事を書きました。


 
 
でも、なんだかんだで毎年インフルエンザワクチンを受けています。
子どもがまだ小さいので「一応」という事で。
 
 
子どもが大きくなったら受けないかもしれません。
だって無駄だといわれていますし。
 
 
昨年に引き続き、先生にワクチンの効果について聞きました。
ちなみに、昨年は違う病院で聞きました。
 
 
先日行った病院は、ちょっとお年を召された女性の先生でした。
 
 
みつお 左

ネットでインフルエンザワクチンは意味が無いと読んだことがありますけど、本当ですか?


 
 
医師

国がやってることなんでそんな事ないんじゃないですか。


 
 
と、ちょっとキレぎみで言われました…
 
 
僕は、その後何も言えませんでした…
 
 
心の中で「国のせいにしているのはちょっとずるいな」と思ったのは秘密です。

おわりに

今日は節約と言うよりは、実は無駄な医療にお金を遣っているという話でした。
でも、素人からしたら、どこまでが本当なのかは結局は分かりません。
 
 
「健康診断も無駄」と言われたらどうしたらいいか分かりませんよね。
 
 
だって、「ガンは早期発見」とか言われるし。
 
 
結局は国がきちんとした調査によってハッキリと決めてくれないと判断は難しいところです。
 
 
ただ、一つ言えることは、僕は「終末期医療費に112万円は掛けない!」という事です。