「貸し株サービス」って聞いたことありますか?
どこかのネット上だか、証券会社からのメールでたまたま見ました。
 
 
漠然と覚えているのは「自分の持ってる株を貸してお金を得られる」というものです。
しかも「売却したい時には、いつでも自由に売却出来る」というものです。
 
 
なんだか、ちょっと良くないですか?
 
 
だって、貸してるにも関わらず、自由に売却出来るんですよ。
それでいて、レンタル料的なものが貰えるって。
 
 
これだけ聞くと最高のシステムじゃないですか。
でも、こういうものって大体「オイシイこと」ばかりじゃないので、絶対に勉強してから実践した方がいいに決まっています。
 
 
ということで、「貸し株サービス」を色々と調べてみました。
今日の記事もメモ的な役割です。
 
 
もし、興味がある人はサラっと読んでみてください。
 

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「貸し株サービス」とはどういうシステム?

自分が持っている株を証券会社を通してヘッジファンドなどに貸し出すというシステムです。
 
 
証券会社はヘッジファンドなどの投資家に貸し出すことで、いわばレンタル料金を受け取ります。
そのレンタル料金の中の一部を株の所有者に支払います。
 
 
つまり、僕の株を仲介業者である証券会社を通して貸株市場へ参加可能になり、ヘッジファンドなどの投資家にレンタルしているという感じしょうか。
 
 
僕が証券会社から受け取るレンタル料は貸し出した株の金利として受け取る事になります。
よく言われるのが、銀行預金の金利のようなものです。
 
 
そして、株を貸し出している時にでも、株の所有者の意思で好きな時に売却も可能です。
売却するからと言って、貸した株を一度返して貰ったりの申請や手続きもありません。
 
 
だったら、株を全部「貸し株サービス」で貸し出した方がいいですよね。
 
 
僕ならそう思ってしまいます。

「貸し株サービス」が出来る証券会社は限定されます。

「貸し株サービス」が出来る証券会社は以下です。
 

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • カブドットコム証券
  •  
     
    松井証券のみ名前が異なり「預株(よかぶ)制度」と呼ばれています。
     
     
    有名どころの証券会社ばかりなので、株をやってる人はこの中のどれかは口座を持っていると思います。
     
     
    ちなみに僕は偶然にも全部持ってました。
    証券口座を開設しまくっているので。

    「貸し株サービス」と「貸し株」とでは意味が違う。

    「サービス」が付くか付かないかの違いですが意味が異なります。
    「貸し株サービス」はここまで説明してきた通りの意味です。
     
     
    「貸し株」は信用取引において証券会社が投資家に貸す株式のことです。
    投資家から見た場合は、証券会社から借りる株式ということになります。
     
     

    貸し株サービス
    投資家が証券会社に株式を貸すこと(僕が貸す)
    貸し株
    信用取引において投資家が証券会社から借りる株式(僕が借りる)

     
    この差を知らないと初めて勉強する時に混乱します。
     
     
    僕もちょっと混乱しました。

    まとめ

    「貸し株サービス」とは自分で持っている株式を証券会社に貸すことで、金利を得られるという素敵なサービスです。貸している期間でも売却したい時には自分の意思で自由に売却が可能です。
     
     
    今回は「貸し株サービス」の基本的な内容のみを記事にしました。
     
     
    今度は、「貸し株サービス」をした時に、配当金や株主優待はどうなるのか、さらにメリットやデメリットも勉強したいと思います。