株をやってますが、まだまだド素人レベルです。
そこで、少しずつ株に関する知識を増やしていく為にここにメモします。
ということで、今日は株をやるうえでの基本的な数字の勉強です。
株価を見ていると、よく目にするのが「PER」や「PBR」などの良くわからないアルファベット3文字です。
今まで全く意味が分かっていませんでした。
というか、銘柄とチャートしか見ていなかったのでそれほど気にしていませんでした。でも、株を購入する際に参考となる数字のようです。
しかも、結構重要な数字ということを知りました。
そこで、最低限の知識は身につけてないといけないと思い今回調べてみました。
まずは、ざっくりでも分かればと思い記録しておきます。
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「PER」は株価が割安か割高かを判断する目安の数字。
「PER」は「Price earnings Ratio」の略です。
読み方は「パー」だったり「ピーイーアール」だったりします。
日本語にすると「株価収益率」です。
そして、一体何の数字かと言うと「その銘柄が今、割高なのか割安なのか」の目安となる数字です。
普通のお買い物と一緒で、「出来るならお買い得な時に買いたい」ですよね。
「PER」の数字が「低ければ割安」「高ければ割高」
「PER」の計算式は以下のようになります。
株価 ÷ 1株あたりの利益
数字は倍率で表されます。
例えば、
1,000円の株が1株で100円の利益だとすると
1000 ÷ 100=10
PERは10倍です。
よく言われているのが、
どっちが割安、お得なのかと言うと当然10倍ですね。
じゃあ何倍が目安なのかと言うと一般的には20倍を目安として、東証一部の平均は15倍とも言われています。
「PER」の使い方は?どのくらい数字が低いと割安なのか。
一般的には20倍が目安と書きましたが他にも「同業他社と比較する」方法があります。
同じ業界、同じ業種の他社のPERと比較する事でその銘柄が相対的に高いのか低いのかを見ることが出来ます。
次に「その銘柄の過去のPERとを比較する」方法です。
ある銘柄のこれまでのPERの変化、推移により現時点では割高なのか割安なのかを見ることが出来ます。
しかしながらPERが低ければ必ずしも「買い」と言うわけでもありません。
今後も成長が期待できそうな銘柄は比較的PERは高くなってます。
逆の場合は低くなっています。
PERが低く「割安」「お買い得」だからという理由のみで購入すると「安物買いの銭失い」という事が株にも当てはまるという事です。
普段のお買い物で僕がたまにやってしまう得意技ですね…
「PBR」は「PER」と同様に割安感を判断する数字。
「PBR」は「Price Book-Value Ratio」の略です。
読み方は「ピービーアール」です。
日本語にすると「株価純資産倍率」です。
PBRもPERと同様に数字が低ければ低いほど割安という事になります。
計算式は以下になります。
株価 ÷ 1株あたりの純資産
1,200円の株が1株当たりの純資産は800円だとすると
1,200 ÷ 800=1.5
PBRは1.5倍です。
PBRが1倍より大きいという事は、つまり純資産よりも株価が高いという事です。
この場合は、会社が解散すると貰える金額が、投資金額よりも減少します。
逆に1倍未満だと、純資産よりも株価が安いという事です。
その場合は、会社が解散すると貰える金額が、投資金額よりも増加します。
ちょっと難しいですね…
数字が大きければ、それだけリスクがあると言えます。
「PBR」の使い方は?どのくらいの数字だと割安なのか。
PBRはPERと組み合わせて使う事で、その銘柄の「割安」「割高」かを読むことが出来ます。
一つの目安として以下の数字があります。
両方とも「1」と「5」の数字なので覚えやすいですね。
また、その銘柄の過去のPBRの推移を比較して現時点でのお買い得感を判断することも出来ます。
この点はPERと同様です。
一般的にはPBRが1倍に近いほど底値だといわれています。
PBRが1以下の場合はかなり割安だという事です。
さいごに
株価をチェックする際に出てくる数字「PER」「PBR」がざっくりこれでわかります。
今後は銘柄とチャートに加えてこの2つもチェックすれば、一層面白くなってきます。
他には「ROE」というものもありますが、一気にやるとイッパイイッパイになるので「ROE」はまた次の機会に。