節約と断捨離は密接に関係しています。
一見、断捨離は「モノを捨てる、断つこと」なので節約とは真逆のように思うかもしれませんが、実は直結しています。「大事に取っておく」「大事にしまっておく」事が節約とは限らないということです。
以前の僕はモノにあふれた生活をしていました。
このあたりは大体普通にやっていました。
今でも、たまにやってしまいますが。
だって、安い時に買っておかないと高いときに買ったら損するから。
この繰り返しを数年をかけて積み上げた結果、自宅ではモノにあふれた生活になって行きます。
3年前までは、大体こんな感じです。
貧乏性で「安い時に買わないと!」という意識が強い人ほどこの傾向があるかもしれません。
僕がまさにそれでしたから。
今もこの傾向は残ってますので気を付けていますが、今は大分断捨離の精神が身に付いたのでかなりモノが減り身軽になりました。
「常にモノを減らす」という頭になると、買い物する時にもその思考が働きます。
「安いから買う」という考え方から「本当に今自分にとって必要なのか」をよく考えるようになるのです。
特にネットで買い物する人は簡単に「ポチっ」とすることが確実に減ってきます。
その結果、お金も自然と貯まるという事です。
まだ断捨離を始めてない人からしたら「そんなの当たり前じゃんか」やれば私だって出来るよー、と思うかもしれませんが、この一歩を踏み出すのはなかなか大変な事なのです。
ただし、この一歩が踏み出せる人はどんどん断捨離が進んでいきます。
僕はこれまでに無駄に購入したもの合計300万円分くらいは既に処分したと思います。
こうした無駄買いをしていなければ、今は300万円ほどが手元に残っていたかも知れないという事です…
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ストックが無くても生活にはほぼ困らない。
僕は食品や日用品など色々なのをストックしていた時期がありますが、食品の場合は期限切れで捨てることもよくありました。こんなに非節約で勿体ないことはありません。
さらに、ストックの種類が多いと管理することが難しくなります。
その結果、どこにストックがあるのか分からずにまた購入するハメに。
これでは何の為にストックがあるのか、もはや意味がありません。
また、ストックするには保管する場所も必要になります。
そもそも緊急でストックが必要になる事なんてほとんど無いのです。
緊急性があったしてもコンビニもあります、今は便利な時代でネットで注文すれば、早いと当日に商品が届くこともあります。
つまり、ストックは必要なく自宅にため込む必要がないのです。
「安いモノを買う」から「必要なモノを買う」へシフトする。
安いモノはやっぱり凄く魅力を感じますし、どうしても気になります。
「安いからいいやー買っちゃえー」で、つい買ってしまいます。
しかも、僕の場合は特にそうですが買って終りなのです。
所有することで満足して、ハイ終り。
結局は使う事が一度も無いなんて事がよく有ります。
つまり、不要なものを購入しているということです。
使うなら買う、使わないなら買わない。
単純な事ですが、この思考に完全に切り替えることで買い物の無駄を省くことができます。
きっと、僕のように所有することで満足する人は少なくないはずです。
収集癖がある人は特にそうです。
まとめ
実は節約と断捨離は密接に関係しています。
そして、断捨離やモノを持たない、ストックを持たない生活をする事で自然とお金が貯まります。
断捨離を進めることによって、モノを購入する時に「見極める力」が同時に研ぎ澄まされてくるからです。
頭では理解できてもなかなか実行まで移すのは難しいものです。
実行して初めて思考が変わるので、まずは一歩踏み出すことが大切です。