羽田空港から都内へのアクセス、もしくは都内から羽田空港へのアクセスは大きく分けて2通りあります。いずれにしても少しでも交通費を安く抑えたいものです。
そこで、知っておくことで安く出来る方法を紹介します。
まずは、基本的な2つのルートを抑えておきます。
- 東京モノレールを使う方法。
都内から羽田空港、羽田空港から都内へ行く場合は、東京モノレールを使うため、ほとんどの人は浜松町駅を経由します。
 
ちなみに、浜松町駅から羽田空港へ向かう場合は、羽田空港国際線ビル以降の駅へはどこで降りても料金は全て同じ490円です。
ICカードで乗る場合は483円です。
- 京急電鉄を使う方法。
京急電鉄を使う場合は、山手線の駅で言うと品川から乗り、羽田空港国内線ターミナル(京急)までです。羽田空港から都内へ行く場合は逆です。
料金は410円と東京モノレールよりも安く抑えることが出来ます。
ICカードで乗る場合は407円です。
安く済ませるなら、通常は京急電鉄という選択になります。
他に、交通手段としてリムジンバスやタクシーという方法もありますが、節約という観点からは外れますので今回は触れません。
まずは、ここまでの情報が基本です。
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羽田空港からモノレールを使う場合に安くする方法。
モノレールの交通費を安くする方法は2つあります。
それでは、一つずつ見ていきます。
「モノレール&山手線内割引きっぷ」を使う方法。
上記3箇所からどこからでも乗ることができます。
モノレールの浜松町駅を経由してJR山手線内に入りますが、JR山手線内ならどこで降りても500円という素敵な切符です。
JR山手線内なら池袋で降りようが、東京駅で降りようが、新橋や新宿どこで降りても500円ポッキリです。
山手線を使う際に、これを知っていればかなり節約できます。
ただし、発売期間および利用日が決められています。
最新のスケジュールはこちらで確認してください。
モノレール&山手線内割引きっぷ
そして、具体的にいくら安くなるかですが、表のように最大で250円も節約できるという事になります。
購入出来る場所は、空港の三か所の各自動券売機です。
残念なのが、東京モノレールから山手線内に行く事が出来ても、逆の山手線内から東京モノレールへ行く事は出来ません。
完全に空港からの片道切符という事です。
「モノレール羽割往復きっぷ」を使う方法。
名前からして想像が付くかも知れませんが羽田空港と浜松町の往復切符です。
上記3箇所のいずれかの駅から乗車して、モノレールの浜松町駅までの往復が800円です。
通常は往復980円なので180円の節約になります。
家族4人で行けば一気に720円も節約です。
購入日から10日間有効なので旅行にも十分使えます。
購入場所は、地方空港(17箇所)に設置している東京モノレールの自動券売機です。
もしくは、以下の様にセット販売もあります。
JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・ジャルパック・ANAセールス旅行商品取扱会社 (各旅行会社では、一部地域にて一部旅行商品とセットで発売します。「モノレール羽割往復きっぷ」単独での発売は行いません。
僕が東京モノレールへ問い合わせたところ、「当社線の各駅では取り扱っておりません。」という回答でした。
という事は、以下の3つの羽田空港駅では購入できません。
羽田空港に到着前の空港で購入しなければなりません。
モノレールの切符なのにちょっと意味が分からないですが…
地方から都内へ観光に来る場合には使えますが、都内から羽田空港へ向かう際には、旅行会社の商品を買うことで利用可能ということでしょうか。
おわりに
東京モノレールを使って、羽田空港から山手線に行く人は「モノレール&山手線内割引きっぷ」を使うことで節約出来ます。ただし、片道切符なので逆の山手線各駅から羽田空港までの割引切符はありません。
他には、モノレール羽割往復きっぷもあります。
ただし、注意があります。
先ほどの表のJR山手線の「有楽町」「新橋」「田町」の場合。
「モノレール&山手線内割引きっぷ」を使うと、羽田空港ー「有楽町」「新橋」「田町」は、往路500円で復路630円の合計1,130円です。
「モノレール羽割往復きっぷ」を使った場合。
羽田空港ー浜松町の往復が800円、「浜松町」ーJR「有楽町」「新橋」「田町」が往復で280円。
合計1,080円です。
JR山手線各駅で降りる場合でも、場所によって「モノレール&山手線内割引きっぷ」を使うか「モノレール羽割往復きっぷ」を使い分けすることで、更に差がでます。