自分の子どもには、しっかりとお金の管理が出来るようになってほしいですよね。
親ならば誰しもが思うことです。
『Journal of Finance』で発表された、以下の様な研究結果があります。
ある特定の遺伝子のバリアント(多様体)を持つ人は、金銭面の能力が高く、他の人よりもお金に関する判断が優れていることがわかりました。『Journal of Political Economy』で発表された2015年の別の研究では、貯蓄に関するアプローチのおよそ3分の1は、遺伝に由来するものだと結論づけられています。エディンバラ大学の研究によれば、DNAは自己管理能力の高低を決める要因にもなっているそうです。そうした要素が、自由奔放にお金を使う傾向の強さに影響している可能性もあります。
まさかの、遺伝子レベルなのです。
つまり3分の1は親からの遺伝なのです。
でも、残り3分の2は後天的なものです、親が与えた環境や教育によるものです。
日本人は未だに「お金の事は言いたくない」や「お金の事を言うのは汚い」という風潮があります。これは、日本独特の美徳であり、風潮です。しかし、僕はこんなもの必要ないと考えています。
「知識」や「管理能力」や「マナー」がないと困るのは子どもです。
お金のことはきちんと教えてあげたいと思っています。
僕の友人には「どうしても貯金できない人」がいます。稼ぎが悪いわけではなく、稼いでいても遣ってしまうのです。何に遣っているのか聞いた事もありますが「コレを買った!」というものは特にありませんでした。
「だらだら」と遣っているのが原因でした。
このように、大人になってからの浪費癖はよっぽどの決意がない限り直りません。
これは、先ほど述べたように子どもの頃からの環境と遺伝子までもが影響しているからだったのです。
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子どもに教えたいお金に関すること
何も、ケチになるように教育したいのではありません。
お金の教育や最低限の知識を早めに身につけさせたいだけです。
ぱっと思いつくものを挙げてみます。
- 「お金を遣うのは計画的に」
- 「稼ぐのは簡単でないこと」
- 「遣うのは悪いことではない」
- 「モノを買えたら幸せなわけじゃない」
- 「お金を貯めるのは手段であって目的ではない」
- 「保証人になると大変な事になる」
- 「断捨離してモノの管理をする」
保証人に関することは、みつおが学生の時に起きた悲劇的な重大な事件でした。
僕が大学生の時の話です、父が信用していた人の保証人になってしまった結果、約1,000万円の借金を背負うことになってしまった事件です。今では完済してますが、子どもには絶対に誰であっても保証人にはならないように教育したいと思います。
もう一つ大切な事として貯めるばかりが目的にならないよう教えることです。
人生を豊かにする為に、節約や倹約を行うのであって、それが「目的」にならないように、適切な場面で「遣う時には遣うように」教えたいと考えています。
他には、モノに埋もれた生活をしないよう、ゴミ屋敷にはならないように。
自分でモノの管理が出来るように、断捨離の考え方も教えたいと考えておきます。あまり重要なことだと思われないかもしれませんが、お金の管理とモノの管理は密接な関係があります。
断捨離の一環として、そして一生使えるテクニックとしてヤフオクの出品も早めに教えられたらと思っています。
おわりに
お金に関する「管理能力」「判断能力」があるか否かは、子どもの頃の環境や遺伝子によるものです。
小さい頃からお金に関する教育をすることはとても大切な事です。
みつお家では、ある程度大きくなって、自分で買い物や決済を行うことが出来る年齢になれば、一生使えるテクニックとしてクレジットカードの知識やポイントカード系の知識なども早めに教えてあげられたらと思っています。また、そこから発展してお金の運用なども考えています。
早く知れば、それだけ人生に長く影響することですし、投資に関することはそれだけ経済情報に敏感になってくると思います。