子育て世代は、何かとお金がかかります。食費もかかるし、学費もかかるし貯金なんてやってる余裕はないと感じている方も居るのではないでしょうか。
じゃあ、いつ貯金をするか。
「今でしょう!」とかではありません。
「貯めれるうちに貯める」です。
子供が生まれて、食費や学費が掛かるまでには数年の猶予があります。この期間に出来るだけ貯めるのが実は鉄則なのです。
貯金が無いと子供の学費には奨学金を借りる場合がありますが、最近問題になっています。僕の友人も30代半ばで、今もなお奨学金の返済をしています。これがまた結構大変で、結婚問題にも支障が出てくるとか…
結局は、奨学金という名の「タダの借金」なのです。さらには「奨学金破産」という言葉もあるくらい、強烈な借金として残るのです。
社会人になって、子どもが自分で返済するのは偉いとは思いますが、僕は子供にはそんな借金を払わせたくありません。今からでも、何とか少しずつ準備しておきたいと考えています。
数字的には、子どもが幼稚園にあがるまでは収入の4割を貯蓄へまわすのが理想の数字と言われています。勿論、家庭状況によりますが、4割と言わず出来る時に「できるだけ多く」貯蓄をしておくのがベストです。
スポンサーリンク
中学生に上がると一気にお金がかかると予想しています。
僕が予想する、子どもの毎月の出費をシミュレーションしてみました。
ぱっと思いつくだけでこれだけです。
総額 69,000円!
しかも、制服等の一時的に掛かる大きな出費もあれば、お昼ご飯代(給食費)などもあります。
きっとまだまだあります…
塾代は塾によって様々だと思いますが、平均的にこの数字を取りました。
部活は何の部活に入るかで変わりますが、年間に掛かる出費を平均で割るとこのくらいかなと予想しました。夏休みの遠征費などがあればさらにアップです。
携帯は遅くても中学には持つことが予想されます。
今は格安スマホもありますので、もう少し抑えられるかもしれません。
お小遣いは、まだ分かりませんが暫定的にこのくらいでしょうか。
多いのか少ないかという議論はひとます置いておきます。
そして交通費、こんなに必要ないのかも知れませんが一応10,000円で設定です。
ザックリですが毎月約70,000円の出費が想定されます。
今の家計状況でいきなり70,000円の負担が出ると結構大変です…
しかも高校から私立に行くと学費も掛かります…
僕は小学生高学年から塾に行って、習い事もいくつかやって…
と、今考えると親の負担はかなりのものだったということが分かります。子供の時には、まさかこんなにも掛かっているとは思っていませんでした。
高校受験前には勿論、大学受験前にも塾に行きましたし、さらに私大に行ってしまいましたからね。
私立大学の学費を貯めるなら計画的に。
平均的には、私立の4年制大学で大体400万円で考えています。
僕の大学は文系でこのくらいでした。
理系だともう少し高いでしょうか。
この400万円を準備するとして、僕の子どもは現時点で17年後に必要になります。
400万円を17年で割ると、1年で大体23万6,000円です。
23万6000円を12ヶ月で割ると、1ヶ月約20,000円です。
毎月今のうちから20,000円を貯蓄すると、私立大学文系の4年間分の学費のみは準備できるという計算です。
こうやって、具体的な金額を把握するのは重要なことです。
さいごに
子どもの学費がいくら掛かるのかを鑑みると中学生以降には貯蓄にまわせる金額はかなり減ることが想定されます。
実際に僕の友人の話などからも分かりましたが、今のうちから出来るだけ積極的に貯蓄を行うべきだという事が良くわかります。
「その時」が来て慌てても、お金がどこかから沸いてくることは絶対にありません。
数年後に、必ずこれらの出費が来ることが分かっているので、計画的に進めることで何とかうまくやっていきたいものです。