hokensyouken
 
マニュライフ生命こだわり個人年金(外貨建)を契約してきました。
どういうものかというと、毎月10,000円を外貨で積み立てていくことで、個人年金保険料控除が年間5,000円程度受けられるというものです。
 
 
つまりは、税金対策の一つということです。
 
 
そして、積み立て利率が最低でも最低1.5%が確定しているという事も魅力的です。
これは最低ラインです。毎月変動されますが、この月は2.3%でした。
 
 
ただし、最低でも10年間は毎月10,000円を積み立てなければなりません。
積み立て金額で言うと10年間で120万円という事です。もし、支払い10年未満で解約する場合は解約金がかかります。
 
 
一応65歳まで毎月支払う設定にしていますが、為替のレートによっては65歳の前に解約することもあると思います。解約しなければいつまで続くのかと言うと、65歳時に一括で最低1.5%で運用されて積み立てたお金で受け取るか、もしくは10年間で分割で毎年受け取るかで選択できます。
 
 
最低年数の10年経過後は、解約も一時停止も再開も自由に出来ます。
 
 

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個人年金保険料控除は使わないとモッタイナイ。

毎年、年末調整や確定申告をしている人であれば、名前を見たことくらいはあると思いますが、保険の控除には3種類あります。
 

  • 一般生命保険料控除
  • 介護医療保険料控除
  • 個人年金保険料控除

 
僕は今まで「一般生命保険料控除」と「介護医療保険料控除」の欄には記入してましたが「個人年金保険料控除」はまっさらで提出していました。
 
 
「この欄は何だろう……」
 
 
ずっと思ってましたが今回ようやく謎が解けました。
文字通り、そのまま個人年金保険を契約したら控除対象になります。
 
 
ただし、個人年金保険料控除の対象となる条件があります。
 

  • 保険料払込期間は10年以上
  • 年金受取開始が60歳以降で年金受取期間が10年以上

 
他にもいくつか条件がありますので、保険屋さんに「個人年金保険料控除になる保険」と言えば大丈夫です。この控除金額は住民税と所得税によって還付される金額が変わってきます。
 
 
マニュライフ生命こだわり個人年金(外貨建)は最低金額10,000円から申し込み可能ですが、僕の収入の場合は10,000円が一番有効という事でした。上限もありますので、多く申し込めば沢山控除を受けられるという事ではありません。
 
 
今日は細かい計算は省きます。
「年収で個人年金保険料控除が変わるよ」という程度で。
 
 
妻は、このこだわり個人年金(外貨建)で豪ドルを10,000円分で開始しました。
 

保険屋さんの説明不足な点もあり下調べは必要。

僕は結果的に契約した後に、このマニュライフ生命こだわり個人年金(外貨建)の頂いたパンフレットや自分でネットなどで調べることになりました。
 
今回特に感じたのは保険屋さんの説明不足です。
 
 
保険屋さんの説明では、保険契約者のマイナス要素としては「為替の差」「10年間支払わないと解約金がある」この程度しか説明はありませんでした。
 
 
しかし、よくよく調べると、その他の費用で「保険関係費」「年金管理費」という【年金支払の管理にかかる費用】が掛かります。これは要するにこちらが負担するマイナスとなる要素です。
 
 
保険の知識からしたら当たり前の情報なのかもしれませんが、僕は全く知りませんでした。だって、本当に何の説明もなかったですから。
 
 
マニュライフ生命のこだわり個人年金(外貨建)の動画説明でも、最後に出てくる部分なのですが、この説明が無かったのは、よろしくない事ではないかと…
 

まとめ

外貨で毎月積み立てする方法を検討している場合は、僕のように個人年金(外貨建)で積み立てる方法もあります。個人年金保険料控除の対象となる商品を選べば、収入によりますが毎年数千円控除されます。
 
保険契約全般に言えることですが、保険屋さんは必ずしも全てを話してくれるとは限りませんので、「契約者のデメリット」も必ず聞くべきです。
 
 
一番いいのは契約する前には保険商品を下調べして、相談の時に不明な点を質問できるくらい準備するのがベストです。