僕の子供は、生まれて一ヶ月目で色々な検査が必要になりました。
CTやMRIなどの、脳や脊髄の様々な検査を受け結構な医療費がかかりました。
総額で5万ほどはしたと思います。
しかし、全額医療費の助成でまかなう事が出来たので、僕の自己負担はゼロで済みました。
自分の子どもの医療費ですから、節約がどうとか、高いからどうこうは無いのですが、やっぱり助成があると凄く助るものです。
そして、この子どもの医療費助成は住んでいる地域で、助成の範囲や年齢が異なるのをご存知ですか?
最低限、自分の自治体の助成内容を知っておくことは非常に大切です。
ちなみに、予防接種をこれまでに沢山受けましたが、任意のものは助成の対象外です。
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東京23区の場合は所得制限なしで中3まで医療費無料!
僕の住む東京23区の場合は、中学卒業までは無料です。
これで、安心して病院に行く事が出来ます。
さらに、北区と千代田区は高3まで医療費が無料です。
ただし、入院時の食事などは自治体で変わります。
ある程度、子供が大きくなると「病気がちな子」「全く病院とは無縁な子」というように個人差が出て来ます。
頻繁に通院する家庭にとっては凄く有り難い制度です。
また、突然な怪我で急な出費になったとしても助成があれば安心です。
医療費助成は地域によって大きな格差があります。
例えば、一番高年齢では北海道の南富良野町で、満22歳到達後最初の3月31日まで全額助成でつまり無料です。
逆に、一番低年齢は沖縄の那覇市です。
那覇市ではなんと、通院の場合は満6歳の誕生日以後の最初の3月末までしか助成されません。
しかも3歳児以上は一部自己負担があります。
少なくとも小学校を卒業するまでは、医療費無料になる自治体が理想です。
このように自治体の財政状況によってかなりの格差があります。
もし、頻繁に病院へ通うことになる家庭は、医療費の助成が充実している近隣の地域への引越しを検討する価値は十分ありです。
全国で見ると約半数の自治体で中学生まで助成されるところが多いようです。
出産後すぐに乳幼児医療証が必要になった場合。
うちの子供は、一ヶ月検診の際に精密検査が必要という事で大きな病院を紹介されました。
そこで乳幼児医療証が必要になったのです。
この時には乳幼児医療証の申請が間に合わなかった為、その場で一時的に自己負担で支払います。
勿論、この時の支払いはクレジットカードで還元ポイントを狙います。
その後、乳幼児医療証が手元に届いたら病院へ提出し、その場で支払った金額を返還して貰えます。
病院で返還してくれるのは期限があります、期限を過ぎた場合は役所で領収証と一緒に子ども医療助成費支給申請書を提出すると支払い分が戻ってきます。
出産後は、沢山の手続きがあるのでお忘れなく
乳幼児医療証は出産直後に役所で申請しますが、同時に数種類の申請をする事になりかなり大変です。
- 出生届
- 健康保険の加入
- 児童手当
- 出産手当金
- 出産育児一時金・付加金
- 育児休業給付金
- 乳幼児医療証
僕もこれらを手続きしましたが、区役所で一度にやるので本当に混乱します。
どこまで何をやったのかわからなくなるのです。
区役所の方がサポートしてくれましたので無事に終えることが出来ましたが、この時に忘れずに乳幼児医療証の手続きもしなければなりません。
手元に早く乳幼児医療証が届けば、役所まで出向いて医療助成費支給申請書を提出する手間はありません。
まとめ
医療費の助成を受けるには健康保険に加入しているという事が大前提です。
会社員の人は、ほぼ漏れなく健康保険に加入していると思いますが、フリーの人は中には支払ってない人も居ます。
自分が病院に行けないのは自業自得という諦めの選択もありますが、子どもが居るとそういうわけにも行きません。
子どもの為にも健康保険は加入必須となってきます。
また、助成内容に関しては、地域で大きな格差があり、年齢や負担範囲、通院、入院でも大きく変わります。更には、所得制限を設けている自治体もあり地域によって様々です。
あまりに子どもの医療費負担が大きい場合には、助成が手厚い地域へ引っ越すのも一つの手です。