aircon
 
夏場はエアコンをつけるので、どこの家庭も一気に電気代が上がると思います。
 
 
多いところでは電気代の半分を占めるとも言われます。
 
 
僕の家でも、暑い年には5月のゴールデンウィークあたりからエアコンを使いますので電気代がはね上がります。
 
 
2018年は40度越えも続きまさに猛暑、酷暑です。
 
 
そんな中、もしかしてまだエアコンをつけたり消したりしてますか?
 
 
もしかして、ギリギリまで我慢して耐えられなくなったらやっとエアコンをつけていませんか?
 
 
僕が、エアコンの電気代の節約で実践しているのが「エアコンのつけっぱなし」です。
 
 
最近では、当たり前になってきていますが、特に新しいエアコンは「つけたり消したり」するよりも、「つけっぱなし」の方が電気の節約になります。
 
 
ちなみに、僕の家では寝る時にもタイマーはせずに朝までずっとつけています。
 

スポンサーリンク

エアコンのつけっぱなしがどうして節電?

エアコンが一番電力を消費するのが、室温と設定温度の差がある時です。
 
 
この温度差が大きいほど、エアコンはフル稼働して頑張って冷やそうとします。
 
 
設定温度と室温が同じで一定の場合は、エアコンは急激な温度差を埋めようとしません。
あまり頑張って稼動せずに済むという事です。
 
 
つまり、電力消費を抑えて運転できるという事になります。
 
 
コツとしては、フル稼働で「エアコンを頑張って働かせる」という事を出来るだけ少なくすることです。
 
 
エアコンつけ始めだけ、頑張ってフル稼働させ、あとは静かに一定して稼動させるのが一番です。
 
 
つけたり消したりすると、室温が上昇して暑くなった時に、また一からフル稼働して「エアコンは頑張って冷やす仕事」をしなければなりません。
 
 
一定の室温を維持する「つけっぱなし」がいいのです。
 
 
また、比較的最近のエアコンは部屋の温度変化がなければ、つけっぱなしでも電力はそこまで消費しません。
 
 
そして、運転モードは「自動」がベストです。
 
 
自動運転にする事でエアコンが文字通り「自動」で最も効率よく部屋を冷やしてくれます。

エアコンのフィルターの掃除で節電効果

eakon_souji
 
当たり前ですが、エアコンのフィルターをそのまま放置しておくとホコリがたまり、効きが悪くなります。
 
 
効率よく室内を冷やし、電力を消費を抑えるためにはフィルターの掃除は基本中のキホンです。
 
 
また、室外機が直射日光にさらされると、かなりの高温になります。日よけを作ってあげたり風通しを良くするだけでも、かなりの節電になります。
 
 
これだけで10%の節電効果があるとも言われていますので試す価値はあります。
 
 
さらにホコリや汚れで、室外機が十分に機能出来ない場合も「冷え」が悪くなりますので結果的に電力消費につながります。
 
shitsugaiki

その他、部屋の温度上昇を抑える方法

エアコンの設定温度をたった1度上げるだけで約10%の節電になるといわれます。
 
 
エアコンの設定以外にも室内の温度上昇を抑える方法はありますのでいくつか紹介します。
実践すると1,2度は確実に抑えられます。
 
 
理論上では最低でも10%~20%近く節電することが可能です。
 

スポンサーリンク

扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させる

冷房の風向きは上向きの水平が効率的だといわれています。
これは冷たい空気が下に溜まりやすいためで、上に流すことで部屋全体に行き渡らせることが出来ます。
 
 
また、扇風機を上に向けて使うことで、下に溜まった冷たい空気を部屋全体に循環させます。
 
 
こうする事でエアコンの設定温度を1度あげても快適に過ごす事が出来ます。
 
 
当然、直接体に風があたることでも体感温度を一気に下げることが出来ます。
 
circulator

すだれやブラインドを使って日光を遮断

直射日光が室内に入ってくると室温はかなり上昇します。
 
 
コンクリートの建物の場合は、一度温まってしまった部屋は、なかなか冷めません。
外より暑くなってしまう場合も有り、まずは直射日光の遮断です。
 
 
昔ながらのすだれを使ったり、ブラインドでもいいと思います。
遮熱シート等を使うのも効果的です。
 
 
僕の実家では、ゴーヤで「緑のカーテン」を作っています。
小学校などで見かけますよね。
 
 
涼しくもなりますし、成長が早いのですぐに食べられます。
 
 
一石二鳥。
 
greencurtain

まとめ

エアコンの電力消費は「設定温度と室温の温度差」がどれだけあるかで決まります。
節電には「つけっぱなし」で「自動運転」がオススメです。
 
 
ただし、エアコン機種や環境によっては、必ずしも「つけっぱなし」が節電効果があるという事ではありません。
 
 
より節電効果をあげる為に、フィルターの掃除をこまめにする事、扇風機の併用、室内への直射日光の遮断にも目を向けていきましょう。
 
 
エアコン嫌いの人や、節約意思が高すぎてエアコンを我慢する方も多くいます。
熱中症など体調によっては最悪の事態も考えられますので適度に使用していきましょう。