今回、見事落選しましたことをお知らせします。
相当な数の申し込みがあったと思います。
期待はしてなかったのですが、それでもちょっと残念。
そして、今回は失敗から学んだ事も色々ありました。
いい勉強になりましたし、次回に繋げられたらと思います。
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ブックビルディングの仮条件は変更されることがあるので注意。
IPOの抽選に参加するにはこのブックビルディングという方法で申し込みます。
今回のLINEの場合だと、それが「1株につき2,700円から3,200円」でした。
最近ではマックスの上限価格にしないとほぼ当選しないという事で、勿論僕は3,200円で申し込みました。

安心、安心!あとは抽選日を待つばかり!
と完全に安心しきっていました。
しかし、抽選後にSBI証券の口座を開いてみるとこのようなお知らせが届いていました…

中身を開けてみると

締め切り前に
まさかの仮条件の上限価格の変更です!
という事は、僕が申し込んだ3,200円で当選する事はほぼ無いのです。
この時点で落選決定!
上限価格の変更は、抽選後に知りました。
「上限価格の変更のお知らせ」は締め切り前にきちんとSBI証券から届いていましたので完全に自分のミスです。
僕が抽選前に確認していれば、十分に価格変更は出来たのです。
今回初めてIPOに参加したわけですが、まさかこのようなオチになるとは想像していませんでした。
落選してもIPOチャレンジポイントを獲得
今回落選したことにより、 IPOチャレンジポイントを1ポイント獲得できました。
このポイントはSBI証券の独自のポイントで、次回申し込み時に使う事で当選確率が上がるというものです。
しかも、このポイントを使って落選した場合は、戻ってくるという何とも優しいシステムです。
という事は、これをコツコツためて、ここ一番の勝負の時にはガッツリ使う!という方法が出来ます。
今後のIPO人生で、きっと大きな狙い目が数回出てくると思います、積極的にブックビルディングに参加していこうと思います。
主幹事証券会社でのIPOの方が当選確率がアップだけど…
証券会社には主幹事証券、副幹事証券、幹事証券と3種類があります。
結論から言うと、主幹事証券のほうが新規公開株を優先的に多く売ることが出来るため、当選しやすいという訳です。
主幹事証券会社とは、IPO株を取り扱う幹事証券会社の中でも、全体のコーディネートを始め様々な業務を取り仕切るまとめ役の証券会社のことだ。通常、IPOの主幹事となる証券会社は、IPO株として放出される株式の8~9割を受け持つ。他の幹事証券会社と比べると受け持つ株式数がかなり多い。そのため、IPO投資を狙うなら、主幹事証券会社の口座があると断然有利なのである。今回のLINE上場に関しては、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券が主幹事を務めることがわかった。
僕はたまたま野村證券に口座を持っていますが、機関投資家や富裕層の申し込みが殆どという事で、少額の個人投資家はIPOには申し込めない、もしくは申し込み出来たとしても少額すぎて全く当選しないという事です。
もし今後本気でIPOで当選するには、小額投資家でもIPOの抽選に申し込み可能なネット系の証券会社をいくつか持っておく必要があります。
まとめ
ブックビルディングの申し込みの際は、仮条件の上限価格に変更がないか、締め切り前日、もしくは当日に確認する必要があります。
出来れば、購入するIPOの主幹事証券会社でブックビルディングの申し込みをする事で当選確率アップを狙いたいところです。
ただし、主幹事証券会社となり得る証券会社は、そもそも口座開設が難しかったり、機関投資家、富裕層をターゲットにしている為、少額の個人投資家はほぼ当選不可能という事です。
個人投資家がIPOで当選するには、小額投資家でもIPO購入の抽選に申し込みが出来るネット系の証券会社の複数申し込みが有効です。