最近のニュースでも頻繁にやってますが、どんどん各種商品が値上げされています。
言っても、一つのずつの商品で見ると数円から数十円です。
でも、例えば料理一つ作るにしても材料はいくつもあるわけで、一つの料理作るのに合計で100円上がるなんて事も起こりえます。
それが、一ヶ月、家族4人などで計算すると数千円と、どんどん数字は大きくなっていくわけです。きっと、この物価の上昇は、徐々に実感してくるでしょうね。
そして、逆に給料の「手取り」はどんどん下がっています。
「年収」が変わらないとしても、保険料アップや税金アップや各種控除廃止などで、手元に残る金額が減っているからです。
それに、そもそもの「年収」が減った人もいるでしょうし。
つまりは、どんどん負担が大きく苦しい時代になっています。
しかも、日本の経済状況や人口から鑑みても、今後も負担は増すばかりで減ることは絶対にありません。
そんな、時代のせいか、30代、40代の貯蓄額はなんと「ゼロ」だと言う人が、23%もいます。
「貯金」じゃなく「貯蓄」です。
つまり、現金以外の株式や投資信託や不動産なども何もない状態です。
働けなくなったら「終了」の人たちです。
日本には、幸い生活保護がありますが…
でも、貯蓄が全く無い人に限って「そもそも苦しい人」ではなく、ただ「何も対策してない人」なんです。
実際に、手取りが少なくても工夫して貯蓄している人なんて沢山います。
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先日も、隣の二人組みの会話を聞いてて「あー…、こういう人たちか」と納得してしまいました。

貯金とかしてる?

いや、全くしてないよ。だって貯金の意味が分からない。

だってさ、若いうちにしか出来無いことはやっておかないとさ。お金残してもどうしようもないじゃん。

やっぱそうだよね、どんどん使えばいいと思うんだよね!もう、俺らが年いった時には、定年なんてないし、ずっと働けばいいわけだしさ。

そうそう、だから今を楽しまないと意味無いよねー。
きっと、こういう人が「貯蓄ゼロなんだなー」と思いながら聞いていました。
若いうちに楽しまないとだし、今を楽しまないとだけど、貯蓄ゼロはまた別の話です。
じゃあ、病気とか怪我で急に働けなくなったらどうするの?って事です。
全く同じじゃないにしても、こういった考え方の人が30代、40代に23%も居ると思ったら恐ろしいことです。
今後も生活保護受給者は爆増するでしょうし、結局我々にも降りかかってくるわけです。
憲法25条
全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
日本には、有りがたい「憲法25条」がありますが、これもそろそろどうかなーと感じるようになってきました。だって、国民年金を払ってなくて将来何も受給出来なくても、有りがたい「憲法25条」で生活保護が貰えますからね。
と、まあ、こんな事を言っても仕方ないです。
このブログを読んでくださっている方は、何かしらの意識があるわけで、貯蓄ゼロという人は居ないでしょうし、今後も節約と資産形成で一緒にコツコツ増やして行きましょう!