住信SBIネット銀行で自動で外貨の積み立てが出来るようになりましたね。
きっとちょっと前からですよね。
もしかして結構前から?
住信SBIネット銀行で外貨の自動積み立てをする場合には購入のタイミングを設定できます。
このどれかを選択できます。
そして積み立て金額は1回500円からです。
という事は毎日の設定にすると月30日として最低15,000円です。
1年間放置で自動積み立てしたい場合は、
口座に15,000円×12ヶ月=180,000円を入れておかなければなりません。
月に15,000円は多いから月に10,000円くらいにしたいという人は、
月に一度10,000円積み立てか、もしくは週に一度2,500円にしても月に10,000円の外貨積み立てになりますね。
じゃあ外貨積み立ては何がいいのかと言うとドルコスト平均法で積み立てていくという事です。
ドルコスト平均法は金の積み立ての記事で説明しています。
そしてこの外貨積み立ては自動で積み立てをしてくれるのでそこが一番のメリットです。
一度購入金額と購入タイミングを設定すれば、あとはほぼ放置なのです。
面倒臭がりな僕にとっては最大のメリットです。
ただ…これって…
正直「住信SBIネット銀行」で今出されてもな…と言う気がするのは僕だけでしょうか。
既に同じSBIグループで自動積み立てが出来る会社があります。
実は今説明したことをほとんど同じような事が出来る「SBI FX TRADE」があります。
FXの会社です。
住信SBIネット銀行の自動積立の開始以前から、自動積立が可能な会社です。
公式サイト
もしかしたら「FXは恐い」などのイメージがある人にとっては「やっぱり銀行で安全に積み立てをしておきたい」という気持ちがあるかもしれません。
でも、FX口座でも外貨の積み立てが同じく自動で出来ることにはかわりありません。
レバレッジを1倍にしておけば、いわゆるFXの危険な目にあうような事もありません。
レバレッジを1倍にしておけば、銀行で自動積み立てするかFXの会社で自動積み立てするかの違いです。
しかも同じSBIグループです。
ただし、大きな違いがあります。それがスプレッドです。
SBI FX TRADEの方がスプレッドがかなり低い。
スプレッドは円から外貨に交換する際のいわば「手数料」です。
この手数料が「住信SBIネット銀行」の自動積み立てと「SBI FX TRADE」の自動積み立てでは大きく異なります。
例えば円をドルへ交換するとします。
住信SBIネット銀行 1米ドルあたり15銭
SBI FX TRADE 1米ドルあたり0.27銭
(2017年1月29日)
一目瞭然ですね。
SBI FX TRADEの方がかなりスプレッドが小さいことがわかります。
これだけの差があっても住信SBIネット銀行で外貨の自動積み立てをしますか?
僕だったらしません。
ただ、FX口座がまだ恐くて不安という人は無理にする必要はないと思います。
SBI FX TRADEでも「毎日」「毎週」「毎月」の設定ができます。
SBI FX TRADEのメリットは、月の予算を先に決めてそれから毎日なのか毎週なのか月に一度か決めることが出来ます。
つまり10,000円の予算で「毎日購入」の設定にした場合は10,000円を分割して毎日購入出来ます。
住信SBIネット銀行の場合は最低一口500円です。
冒頭でも触れましたが「毎日購入」したくてもこれだと15,000円になってしまうのです。
公式サイト
まとめ
外貨の自動積み立ては住信SBIネット銀行でもSBI FX TRADEでも出来ます。
ただし手数料を低く抑えたいならSBI FX TRADEです。
自動積み立てという事は長期で時間をかけて積み立てていくことになります。
つまり手数料が低ければ低いほど有利になるのは当然です。
もしスプレッド以外に住信SBIネット銀行でのメリットがあれば、また検討したいと思います。
SBI FX TRADEは、FX取引と積立FXの2種類のアカウントに分かれていて、スプレッドが低いのはFX取引の方で、こちらは定期購入はできません。外貨の定期購入ができるのは積立FXの方で、こちらのスプレッドは残念ながらかなり大きく設定されています。
FX取引:1米ドルあたり0.27銭、1豪ドルあたり0.59銭
積立FX:1米ドルあたり5銭、1豪ドルあたり20銭
Renaultさん、コメントありがとうございます♪
では、僕が今まで積み立てていた方はスプレッドが違ったのですね…
全く気付きませんでした…
完全に誤解していました。
ご指摘ありがとうございます!
記事も訂正しなければ。
今後ともよろしくお願いします☆